独行法反対首都圏ネットワーク |
共同通信配信記事 2003年6月6日付 改革で教育や学問がゆがむ 学者や文化人が反対訴え 政府の「教育改革」は教育や学問をゆがめる−。学者や文化人らが6日、教 育基本法見直しや国立大学法人化法案への反対を訴えるアピールを発表した。 賛同者の署名を集め、国会議員らに届ける。 アピールをまとめたのは、作家の赤川次郎さんや井上ひさしさん、天体物理 学者の池内了名古屋大教授ら51人。 アピールは、教育基本法が守られていないことが教育問題の原因だと指摘。 「愛国心」を法に盛り込むことについて「思想の自由を侵害する危険がある」 と反対した。 国会審議中の国立大法人化法案については、政府の統制が強まるため「政府 の顔色ばかりうかがう大学ができる」と懸念を表明した。 アピールに関する問い合わせは「日本の教育と大学改革を考えるアピールの 会」=電話03(3812)1472。 |