独行法反対首都圏ネットワーク |
2003年5月31日(土)「しんぶん赤旗」 1万6千校 12万3千人の教職員投票 教基法「改正」 8割が反対 全教など実施 ------------------------------------------------------------------------ 教育基本法「改正」の是非を問う全国教職員投票の投票結果が三十日、発表されました 。全教(全日本教職員組合)や、教育の危機打開を求めて運動をすすめる教組共闘連絡会 に参加する組合で構成する同投票実行委員会が実施。全国の幼稚園、小中学校、高校、障 害児学校などの教職員すべてを対象に呼びかけ、約十二万三千人が投票、「改正」反対が 八割を占めました。 五月二十日から二十二日を中心に投票し、全国四十七都道府県の約一万六千校の教職員 が参加しました。投票した組合員、非組合員はほぼ同率といいます。 教育基本法「見直し」をうちだした中央教育審議会答申と、それに基づく教育基本法「 改正」について「反対」79・4%、「わからない・どちらともいえない」16・3%で した。「賛成」は3・2%でした。 全教の東森英男書記長は「中央教育審議会には現場の教師が入っていません。教育現場 の生の声を集約しようとこの投票にとりくみ、現場の声を無視した教基法『改正』に多く の批判がでました。文部科学省や政府は結果を受けとめ『改正』をすすめるのはやめてほ しい。とりくみを通じて子どもたちをめぐる課題について考え、話し合えて非常によかっ た。これにとどまらず、子どもにとって良い学校をつくっていく運動に発展させたい」と 話しました。 まだ、投票していない教職員を対象に六月十二日まで、ひきつづきインターネット投票 をおこないます。 ------------------------------------------------------------------------ |