独行法反対首都圏ネットワーク |
『下野新聞』2003年4月19日付 国立大法人化を議論 宇大職員組合がシンポ 来春から宇都宮大などの国立大学を法人化する法案が今国会で審議されてい るが、法人化をテーマにしたシンポジウムが十九日、宇都宮市の宇大工学部ア カデミアホールで開かれた。 法人化によって(1)入学時に必要な学費の大幅値上げ(2)学生の少ない授業の 切り捨て(3)文科系や理科系の基礎的な教育・研究の縮小−などが懸念される ため、宇大職員組合と県国公労働組合協議会が問題点を知ってもらおうと共催。 品川敦紀山形大教授や谷博之参院議員ら五人がパネリストとして参加した。 品川教授は「国立大の法人化は、地方大や金にならない学部を廃止しつつ、 大規模大に金を出し、文部科学省が大学を支配下に置くものだ。権限が強化さ れる学長は独裁者になる」と強く批判した。 |