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早大と東京農工大、共同大学院設置へ 
 .『日本経済新聞』2003年4月7日付 
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『日本経済新聞』2003年4月7日付

早大と東京農工大、共同大学院設置へ


 早稲田大学と東京農工大学は7日までに、私立、国立の枠を超えた共同運営
の大学院を来年度にも設置することで合意した。両大学が得意とするナノテク
ノロジー(超微細技術)とバイオの融合分野の研究に一体となって取り組み、
来年春の国立大法人化に伴う大学間競争の激化に対応する。

 国立大同士や私立大同士が連携して単位互換などを認める例はあるが、私立
大と国立大が共同で大学院を設けるのは異例。法人化を控え私学のノウハウを
取得したい農工大と、バイオ研究の強化を急ぐ早大の思惑が一致した。 共同
大学院の学生数は当面30―40人とする予定。今夏に経済産業省所管の研究機関、
製品評価技術基盤機構の施設(千葉県木更津市)に共同研究室を設け、文部科
学省の許可を得て来年度をめどに大学院に発展させる。学生には社会人も受け
入れる。