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国立大学法人法案 衆院で審議入り NHKニュース速報 国立大学の運営の効率化や特色ある大学づくりを進めるため、来年四月から全 国の国立大学を国の組織から切り離して「国立大学法人」という新たな組織に 移行させる法案が、きょうの衆議院本会議で審議入りし、遠山文部科学大臣は 「自律的な環境のもとで国立大学を活性化し、より個性豊かな魅力ある大学に してきたい」と述べました。 この法案は、全国の国立大学を国の予算は使うものの組織を国から切り離し 「国立大学法人」という新たな組織に移行させるもので、予算や人事面での規 制を大幅に減らして学長の権限を強めるほか、重要な事項を決める「役員会」 や経営を審議する「経営協議会」に外部から人材を登用することを制度化して います。 法案はきょうの衆議院本会議で審議入りし、この中で遠山文部科学大臣は、 「二十一世紀には大学は知の拠点として学問や文化の継承と創造を通じて社会 に貢献していくことが期待されている」と述べました。 その上で遠山文部科学大臣は、「国立大学を法人化し、自律的な環境のもとで 活性化し、優れた教育や特色ある研究に積極的に取り組む、より個性豊かな魅 力ある大学にしてきたい」と述べました。 [2003-04-03-15:35] |