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☆国立大教員の勤務時間内兼業がOKに 
 .読売新聞ニュース速報 03/04/02
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国立大教員の勤務時間内兼業がOKに


読売新聞ニュース速報

 文部科学省は2日までに、国立大学の教員が勤務時間を削り、ベンチャー企業
 など研究開発型の会社の社員を兼業できるよう、内規を改正した。
 大学の研究成果を産業に生かす「産学連携」の障害となってきた国立大学教員
 の「兼業禁止規定」がようやく緩和されることになり、文科省技術移転推進室
 では、「特許などの知的財産を社会に還元するため、大いに利用してもらいた
 い」と話している。
 同改正と並行し、地域を限定して規制を緩和する「構造改革特区」では、企業
 役員も兼業できるよう人事院規則を改正した。
 これまで国立大学の教授や助手の兼業は、勤務時間外しか認められなかった。
 このため自分の発明を基にベンチャー企業が生まれても、十分な協力が困難だ
 った。
 今後は学長が許可すれば、週40時間の勤務時間から最大20時間を兼業に充
 てられる。ただし割いた時間分の給料は減額される。

[2003-04-02-14:35]