国立大学法人法案阻止・教育基本法改悪阻止
国会情勢速報 No.3(2003.4.1)
独立行政法人反対首都圏ネットワーク事務局/独立行政法人問題千葉大学情報分析センター事務局:共同編集
4月3日本会議趣旨説明の可能性大
◎ 与党側は、4月3日の本会議日程について、個人情報保護法案の趣旨説明を行い、 特別委員会を設置し審議していく提案を行っている。4月1日の議事運営委員会では結論が出ず、2日午後2時から再度協議することとなった。野党側は個人情報保護法案に関する特別委員会の審議は認められないとしている。3日に個人情報保護法案の趣旨説明が行われない場合、国立大学法人法案関連6法案の本会議趣旨説明が行われる可能性が大きい。趣旨説明に対する質問は、3党(民主、共産、社民)。4党質問の場合では本会議は2時間かかるので、1時間半強程度と考えられる。
◎ 4月3日に国立大学独法化阻止全国ネットワークが主催する国会内討論集会「国立大学法人法案の多面的検討」(13時〜16時:衆議院第二議員会館第一会議室)への参加と国会傍聴が重要となる。
4月23日文科委員会での審議終了を許してはならない。23〜25日に法案阻止の大きな国会行動を!
◎ 衆議院では、4月16日の文部科学委員会での趣旨説明・審議入りが決まっている。与党側は3日程度の審議で委員会審議を終了させる可能性がある。文部科学委員会の定例日は、水曜と金曜であり、3日目の審議日は23日(水)である。問題点だらけの法案審議が3日間で終了するはずがなく、徹底した審議の継続が絶対的に必要である。
◎ 従って、23日を第1の大きな山場と設定し、審議打ち切りを許さないための大きな行動を展開せねばならない。さらに、継続して25日における打ち切り阻止の行動を準備しておこう。