国立大学法人法案廃案の展望は切り拓かれつつある!

衆議院文科委員会での徹底審議要求と法案廃案をめざす4.16国会傍聴、請願デモに参加しよう

 

2003年4月9日 国立大学法人法案阻止/教育基本法改悪阻止・共同行動委員会

 

3月27日の全大教統一行動と同夜の「教育基本法と国立大学の法人化を考える集い」(呼びかけ:大学改革を考えるアピールの会など4団体)、4月3日本会議に対する傍聴行動と国会内集会「国立大学法人法案の多面的検討」(主催:国立大学独法化阻止全国ネットワーク)、様々な形による国会議員への要請行動、そして全国各大学で行われている法案反対の活動などによって、国立大学法人法案の持つ深刻な問題への認識が急速に広まりつつある。衆議院文科委員会においても同委員長が4月8日の理事懇談会で「重い法案」との認識を示し、参考人質疑を行うことが確認された(首都圏ネットワーク/千葉大学情報分析センター「国会情報速報No.7(4月8日)」参照)。同法案の問題点が広く明らかになる前に超特急で審議を終え、連休前にも委員会採決に持ち込もうとした政府・文科省の目論見は崩れようとしている。文科委員会での徹底した審議、参考人招致などによって法案の深刻な問題点が議論されるならば、「国家百年の計を誤りかねない悪法」(4月3日本会議における山口壮議員の代表質問)が葬り去られる現実的な展望が切り拓かれる。なぜなら事は政治的な立場を越えた学問や教育に関わる問題であるからである。

国立大学法人法案と教育基本法改悪を危惧するすべての人々は、委員会審議の実質開始日である4月16日、共同してこの悪法粉砕のために立ち上がろう。さらに4月23日、25日と定例委員会開催日に対する波状的行動を準備しよう。

 

4月16日の行動

8:30 衆議院国会議員面会所受付前集合
9:00 全大教による文部科学委員会傍聴に参加
11:30 傍聴終了
12:00 日比谷公園霞門前集合
12:15 法人法案反対国会請願デモ(東京国公+共同行動委員会)
13:00 デモ終了
13:00 文部科学委員会傍聴
14:45 傍聴終了
15:00 衆議院国会議員面会所受付前での全大教総括集会に参加

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国立大学法人法案阻止/教育基本法改悪阻止・共同行動委員会

(3.27集会を準備したアピールの会、日本科学者会議、首都圏ネットワーク、全国ネットワーク、全大教関東甲信越、都大教、国立大学法人法に反対する教職員交流連絡会、国公労連関東甲信越、東京国公で構成)

連絡先:交流連絡会 renrakukai@u.email.ne.jp