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☆京都府立大・府立医大統合検討すべき 懇話会 知事に提言 
 . 『京都新聞』2003年3月27日付
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『京都新聞』2003年3月27日付

京都府立大・府立医大統合検討すべき 懇話会 知事に提言


 京都府立大と京都府立医科大の将来像を検討する京都府の「府立の大学あり
方懇話会」(座長・井村裕夫前京都大総長)は27日までに、両大学の統合を
視野に入れた今後の大学改革についての提言をまとめた。29日に山田啓二府
知事へ提出する。

 提言は今後の府立の両大学が取るべき方向性として、健康や福祉、環境関連
分野と、京都ならではの文化、地域研究へ力を注ぐことなどを示している。そ
れとともに、産学官連携や生涯学習の充実など、地域貢献でこれまで以上の役
割が求められていることを指摘。これらの実現に向け、大学の枠を超えた学部
の改編や独立法人化、さらには両大学の統合を検討していくべきだとしている。

 懇話会は、少子化や国立大の再編・統合などに対応した大学のあり方を考え
るため、昨年1月に設置。学識経験者や財界人ら14人で組織し、6回の会合
で教育研究や地域貢献、組織運営などの面で議論を重ねてきた。