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<地位保全>再任拒否された京都大教授が提訴
毎日新聞ニュース速報
京都大再生医科学研究所の井上一知教授(57)が19日、任期切れに伴う教
授の再任を拒否したのは違法として、国や長尾真・京都大学長らを相手取り、
地位保全と再任拒否処分の取り消しを求め、京都地裁に提訴した。井上教授は
98年5月、5年任期で教授に就任。昨年4月、議決機関の協議員会に再任申
請したが、同12月、否決された
。
訴状によると、同研究所の内規では、協議員会の再任審査は学外専門家7人に
よる外部評価委員会の評価に基づくよう規定されており、同委員会は同9月、
再任に賛成した。内規は大学教員任期制法に基づいており、再任しなかったの
は違法などと主張している。 【田村晃一】
[2003-03-19-23:05]
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