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☆第1期の再編・統合は困難/北東北3大学、18年度までに最終結論
 『秋田魁新聞』2003年2月5日付.
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『秋田魁新聞』2003年2月5日付

第1期の再編・統合は困難/北東北3大学、18年度までに最終結論


 秋田、弘前、岩手の北東北国立3大学の再編・統合問題に関する懇談会(座
長・神田健策弘前大副学長)が4日、盛岡市の岩手大で開かれた。16年4月
に予定される国立大学の法人化を前に、各大学で策定する第1期(16―21
年度)中期計画期間内の3大学再編・統合は難しいと判断。「再編・統合を視
野に入れながら連携を強め、第1期前半の18年度までに結論を出す」との最
終報告をとりまとめた。

 会合後に会見した神田座長は、当面は連携を強化するとし「3大学の学長間
の議論で今後の課題と方向を示していただき、(副学長レベルの)懇談会とし
て今後の対応を図っていきたい」と述べた。

 統合の形態について神田座長は「1法人1キャンパスは現実問題として難し
い。現状の資源を活用した3つのキャンパスを生かして考えるということが、
現実的であると明確になった」として、今後は1法人3キャンパス案を軸に検
討が進められる見通しを示した。

 懇談会は今月27日に弘前市で開かれる連携推進会議に最終報告を答申する。