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国立大学法人化 役員総数は８７大学で４９５人 文科相・総務相
ＮＨＫニュース速報
遠山文部科学大臣と片山総務大臣が来年四月から独立法人に移行する国立大学
の機構や定員などについて協議し、大学の運営にあたる役員の総数を全国の八
十七大学であわせて四百九十五人とすることで合意しました。
文部科学省は経営の効率化や特色ある大学作りを進めるため、全国の国立大学
を来年四月から国の組織から切り離して独立法人に移行する方針で、必要な法
案を今の国会に提出することにしています。
法案の提出を前に遠山文部科学大臣と片山総務大臣はきょう、新たな独立法人
の機構や定員などについて協議しました。
その結果、大学の予算や経営計画などを決める役員会に参加する学長と理事は
大学の規模に応じて四人から九人とし、全国の八十七の大学であわせて四百九
十五人とすることで合意しました。
また会談で片山総務大臣は「独立法人が肥大化することがないように大学の経
営の中期計画の中に合理化を進めることを盛り込むべきだ」と述べ、独立法人
へ移行後も効率的な運営に努めるよう求めました。
これに対し遠山文部科学大臣は「教育や研究の特性にも配慮しながら運用して
いきたい」と述べました。
[2003-02-12-19:20]
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