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埼玉県立大、県費抑制へ独立法人化を検討
読売新聞ニュース速報
埼玉県は、同県立大学（埼玉県越谷市、北川定謙学長）の独立法人化に向けて
検討に入った。多額の県費が投入されていた運営を見直し、民間への委託など
で独立性の高い経営を目指す。県は新年度に委員会を設置し、具体的な検討を
進める。
県立大は１９９９年に開学した保健医療福祉系大学で、４年制の保健医療福祉
学部と短期大学部がある。今年３月には、保健医療福祉学部の第１期生が卒業
する。
県などによると今年度の大学の総予算は約３２億２０００万円。うち授業料収
入など大学独自の財源が７億１０００万円で、残り２５億１０００万円は県か
らの支出。
県予算への依存度は、開学時の約８１％から約７８％へと、学生数の増加でわず
かに下がったが今後、抜本的な経営改革をしないと同程度の依存度が続くと見ら
れる。
[2003-02-08-03:24]
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