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☆群馬大教育学部のあり方を考えるシンポ
 .『朝日新聞』群馬版  2003年1月30日付
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『朝日新聞』群馬版  2003年1月30日付

群馬大教育学部のあり方を考えるシンポ

 
 埼玉大との間でキャンパス統合問題を抱える群馬大教育学部の新しいあり方
を探ろうと「群馬に教育学部を残す会」の坂西輝雄元代表らを招いたシンポジ
ウムが28日夜、同大の荒牧キャンパスであった。学生や教職員など約60人
が参加した。坂西氏や同大教育学部・豊泉周治教授らパネリストが、文部科学
省の方針や全国の大学統合の現状、県内における残す会や同大教育学部のこれ
までの動きを説明した。

 豊泉氏はキャンパス問題について「今後県民や報道が見守るなかで、だれが
説得力のある議論をしているかという妥当性を争うことになる」と述べた。

 坂西氏も教育学部に対し、(1)県や大学当局などで構成する協議会を設置
(2)今後増える教員採用数に対する教育学部の方針を決める(3)県総合教
育センターなど県の組織と連携した現職教員の資質向上のため具体的改革の検
討、といった3点を提言した。

 質疑応答では、参加者からは「教育学部が地域に貢献するとはどういうこと
か」「県内の教育界の閉そく性もあるのでは」「独立行政法人化の問題が欠け
ている」などの意見が飛び出した。