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独行法反対首都圏ネットワーク

☆「海に基地造らないで」/東京の高校生らが名護市長あて署名
 .琉球新報更新 2003年1月23日
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琉球新報更新 2003年1月23日 木 14:41

「海に基地造らないで」/東京の高校生らが名護市長あて署名



 【名護】修学旅行で沖縄を訪れた東京の高校生らが、米軍普天飛行場の
名護市移設に反対する署名活動を行い、22日、岸本建男市長にあてた
1572人の署名と「辺野古の美しい海に基地を造らないでください」と題した
文書を提出した。署名と文書を預かったジュゴン保護基金の東恩納琢磨さ
ん、大城敬人さんが同市役所を訪れ、有志に代わり提出。対応した末松
文信助役は「彼らの気持ちは十分伝わった。市長に報告する」と述べた。

 署名は、約2年前の修学旅行で沖縄を訪れた東京都にある私学「大東
学園高等学校」の卒業生有志が始めた。卒業生らは、基地問題などを学
ぶことで「人が平和に生きることの意味を考えるきっかけになった」という。
卒業間際の2002年初旬、「私たちにも何かできることがあるのではない
か」と署名活動を開始。活動は後輩にも引き継がれ、1500人を超える
署名となった。
 署名は、02年11月、修学旅行で沖縄を訪れた後輩の手によって、ジュ
ゴン保護基金に託された。

 文書では、米軍基地が集中する沖縄の現状や米軍絡みの事件事故に
触れ、「なぜ基地がそんなにも沖縄に集中しているのか、そんなにも多くの
基地が日本に必要なのか」と強調。移設作業の本格化を受け、「守らねば
ならぬ事だと知っているのに何もしないのはずるい、罪だという事に気付き、
この気持ちを署名で表すことにした」と、基地を造らないよう求めている。

                以上
 
           野田隆三郎(元岡山大学)
    TEL/FAX 086-294-4020
 e-mail nodarr.193@do9.enjoy.ne.jp