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<大学設置>敷地面積基準を大幅に緩和 中教審分科会
毎日新聞ニュース速報
大学の設置基準の改正を検討してきた中央教育審議会の大学分科会は23日、
開設に必要な敷地面積基準の大幅緩和や、新たに入試を公正に実施することな
どを盛り込んだ答申をまとめた。これを受け、文部科学省は今年4月から施行
する。
新たな設置基準では、校地面積の要件を大幅に緩和し、現在より少ない面積で
の大学開設を可能にする。例えば、学生の収容定員が3700人の工学部の場
合、従来は約13万6000平方メートルが必要だったが、新基準では約3万
8000平方メートルでよくなる。
また、帝京大が医学部入試に関して、合格発表前に多額の寄付金を集めていた
問題を踏まえ、新たに入試についての要件を規定。「公正かつ妥当な方法によ
り、適当な体制を整えて行う」とし、不正入試に対して改善勧告などができる
ようにする。
このほか、これまで大学院で認められていた社会人対象のサテライトキャンパ
ス設置を、学部レベルでも可能にする規定も設けた。 【澤圭一郎】
[2003-01-23-23:17]
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