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独行法反対首都圏ネットワーク

☆県立学校長会で防災教育の推進を指示
 [he-forum 4974] テレビ和歌山ニュース1/17.
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テレビ和歌山ニュース  2003年1月17日付

県立学校長会で防災教育の推進を指示


 今日、和歌山市で開かれた県立学校長会で、県教育委員会は、発生から丸8
年となる阪神大震災の教訓を生かした防災教育の推進を、改めて学校長らに指
示しました。

 県立学校長会には、県立高校と公立高校、それに県立特殊学校の校長が出席、
この中で、県教育委員会の小関洋治教育長は、「学校施設を預かり、生徒と教
職員の命を預かる者として、日ごろから防災への意識を高めてほしい」と呼び
かけました。

 さらに、「大人に近い高校生には、地域に貢献できる役割があるはず」と、
災害の際に必要となるボランティア活動に対する心構えを養う教育の推進を求
めるとともに、各地域行政との連携強化を指示しました。

 ところで、今日の県立学校長会には、和歌山大学教育学部の森杉馨学部長が
出席し、教育学部の統合再編について、「これまで通り教員養成機能を維持す
るとの方向で検討している」と話しました。

 各都道府県に1つずつ設けられている教員養成系の学部について、文部科学
省の懇話会がおととし11月に、「隣接する大学同士で教員養成学部を再編統
合することも必要」との意見を示したことから、和歌山大学では三重大学との
協議を始めています。

 これに対し、県内の教育関係者から反対の声が上がっていて、県教育委員会
や校長会が存続を求める要望書を出しています。

 森杉学部長は、この要望書について、「これまでの教育学部に一定の評価を
いただいたと受け止めている」と話し、「今後も地域密着型の学部として貢献
したい」との考えを強調しました。

 国立大学の独立法人化が来年4月に迫っていて、教育学部の統合再編を含め
て、和歌山大学の今後が注目されます。