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高知女子大生が“直談判” 学長選凍結で橋本知事に
共同通信ニュース速報
高知県立高知女子大で、昨年十月の学長辞職後、橋本大二郎知事
の要請で凍結されていた学長選の早期実施を求めて、学生有志ら七
人が十五日、県庁で橋本知事に“直談判”した。
橋本知事は「改革に向けた動きが出てきた。みんなの気持ちが一
つなら学長選をしたほうがいいと思う」と答え、二月下旬に学長選
が実施される見通しとなった。知事はこれまで「学長選よりも大学
改革を優先すべきだ」としていた。
この日、知事と面談したのは、学生や保護者ら約三千二百人の署
名を集めた生活科学部四年の田子絵子さん（２２）ら。田子さんら
は「改革は重要だが、学長選が凍結されるのはおかしい。大学自治
への知事の介入ではないか」と学長選実施を要請した。
同大では、管理栄養士養成施設の設置をめぐり、県と方針が対立
したことから、成田十次郎前学長が辞職。吉野公喜副学長が学長事
務代理に就任していた。
（了）
[2003-01-16-07:59]
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