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☆広島の立志館大が4月休校 定員割れで経営行き詰まる
 [he-forum 4943]共同通信03/01/10.
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広島の立志館大が4月休校 定員割れで経営行き詰まる


共同通信ニュース速報

 経営再建中の広島女子商学園(進藤育明理事長)が運営する私立
立志館大(広島県坂町)が、二○○三年度の学生募集を中止し、四
月から休校することが十日、分かった。すでに文部科学省に学生募
集の停止を届け出ている。同学園は同日午後、学生らに説明会を開
いた。
 県などによると、在校生と、試験が終了している推薦入学予定者
は、呉大(同県呉市)が受け入れを決定。講義は立志館大の校舎を
引き続き使用し、呉大の教員が出向いて行う。
 立志館大は、経営学部だけの単科大学。二○○○年度に短大から
四年制の広島安芸女子大に移行し、○二年度、立志館大に校名を変
更した。定員は一学年百九十五人だが、一―三年の三学年で計約百
八十人が在籍しているだけ。大幅な定員割れの状態で、国の私学助
成金も受けられないでいた。
 ○一年秋、福島県の学校法人が経営支援に乗り出したが、教職員
の賃金カットなどで混乱し、昨年九月に撤退。新しい支援先を探し
ていたが、見つからず休校を決めた。
 商業科としては約八十年の伝統がある高校は運営を続けるという
 同学園は「自主再建を目指し試行錯誤してきたが、学生の皆さん
には大変申し訳ない。呉大が編入協力してくれることになり、今後
、責任をもって対応していく」と話している。
(了)
[2003-01-10-17:39]