独行法反対首都圏ネットワーク |
『朝日新聞』岩手版 2002年12月18日付
岩手大教育学部の存続求め署名を提出
岩手の教育と岩手大学教育学部の関(かか)わりを考える会(佐々木俊夫会
長)が17日、教員養成系学部の再編統合問題で揺れる教育学部の存続を求め
て、約2万人分の署名簿を平山健一学長に渡した。平山学長は「要望に沿うよ
う努力したい」と答えた。
署名活動は8月に始め、教育学部の同窓生や教職員、街頭での協力者ら計1
万9848人分を集めた。8月に約4万5千人の署名を出した県PTA連合会
もこの日、2205人分を加えた。
考える会は10の経済団体から支援を得ていることを明らかにした。今後も
県内各地でのシンポジウムや勉強会を続けて県民に広く理解と支援を求めてい
く考えだ。
佐々木会長は「学長もこれだけの世論の盛り上がりを予想されてなかったの
ではないか。最近は岩手大そのもののあり方が検討される段階に入って、教員
養成問題の位置づけへの理解が進んだ。これからが会の活動の本番だと思う」 と話した。 |