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『毎日新聞』山口版 2002年12月18日付
大学の理念や将来像、長期目標案を了承−−山大運営諮問会議
04年4月に予定される国立大の独立行政法人化に向け、山口大の運営諮問
会議(議長、松野浩二・日立金属元社長)は17日、大学の将来像を示した長
期目標案を審議した。
大学の理念を教育や研究、社会貢献活動などで「発見し・はぐくみ・かたち
にする知の広場」と定義。その決意を「社会の信頼を得て自律的に行動し活躍
できる人間へ成長する全過程を支える」と表現し、さらに「研究心を伸ばす」
「地域社会での存在感を高める」などの方針を示した。
各委員から「もっと山大の特徴を出すべきだ」「目標の数値化を検討すべき
だ」といった意見が出たが、基本的に了承されたという。
国は、国立大学法人法(仮称)を年明けの国会に提出予定。国のスケジュー
ルに合わせ、来年3月には、長期目標案をさらに具体化させた中期目標・計画 案も審議する。【井本義親】 |