独行法反対首都圏ネットワーク |
2002年12月18日 水曜日
山大教育学部存続へ15団体の連絡会議発足
南東北3大学の再編協議に伴い、教員養成の「担当校」になることを断念した山形大教
育学部の存続を目指し、個別に活動してきた教育関係15団体が17日、一丸となってさらに
強力な運動を展開するため、連絡会議を設置した。全国各地で同様の運動を進める団体と
連携し、小泉純一郎内閣総理大臣への要請などを視野に入れている。
当面の活動として、山形大教育学部を存続・支援する会が中心となり、県内44市町村の
首長、助役、収入役、教育委員長、教育長、正副議長に対し署名を要請、20万人を超す嘆
願署名簿を集めた実績を携え、小泉総理大臣に要望する。
山形のように教育学部存続問題で揺れる岩手、群馬、高知など全国の関係団体と情報を
交換し、地元の教員養成課程存続に向けて協調する。
県PTA連合会、山形大教育学部同窓会、支援する会などの代表者が同日、山形市の県
教育会館で世話人会を開き、名称と役員を決定、各団体に通知した。
名称は「山形大教育学部存続を求める関係団体連絡会議」とし、議長に県PTA連合会
の板垣喜代志会長、副議長に支援する会の鈴木栄三会長を選出した。事務局は同会館の県
教育文化フォーラムに置く。
世話人会の終了後、板垣議長は「山形大教育学部の大切さ、存続の意義を、県民からも
っと広く知ってもらう」、鈴木副議長は「7月に開催した県民集会のともしびを絶やさな
いよう一丸となって活動する」とそれぞれ決意を述べた。
構成団体は次の通り。
県教育文化フォーラム(大谷駿雄会長)県PTA連合会(板垣喜代志会長)県高校PT
A連合会(細川伸一会長)県特殊教育諸学校PTA連合会(前田英治会長)県連合小学校
長会(木村康二会長)県中学校長会(山川勇一会長)県高校長会(山川博史会長)県特殊
教育諸学校長会(渡辺和子会長)山形大教育学部同窓会(田中二男会長)山形大教育学部
付属小学校同窓会(榎森伊兵衛会長)同中学校同窓会(伊藤修二会長)同養護学校同窓会
(斎藤信一会長)山形大教育学部を存続・支援する会(鈴木栄三会長)県保育協議会(文
屋正道会長)県退職校長会(板井角也会長)
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