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『上毛新聞』2002年12月11日付 県議会が群馬大赤岩学長と意見交換 群馬大と埼玉大の統合問題をめぐり、県議会文教治安常任委員会(亀山豊文 委員長)は十日、県内調査の一環として、群馬大の赤岩英夫学長ら同大幹部と 意見交換した。同大側からの経過説明を踏まえ、同常任委は十一日、岩井賢太 郎議長あてに提出されている同大教育学部存続に関する請願二件について、採 択するかどうか審査する。 意見交換は、同学部の存続をめぐり、同学部同窓会と「群馬に教育学部を残 す会」から、請願が出されていることから、県議会として大学側の真意や経過 を聞くため実施した。 赤岩学長、白井紘行副学長らが県議会を訪れ、統合計画について経緯を説明。 亀山委員長ら委員八人(欠席一人)と非公開で意見を交わした。各委員からは 「なぜ埼玉大と統合なのか」「附属の小・中学校は残るのか」などといった質 問が挙がったという。 亀山委員長は意見交換後に記者会見し、「群馬大の歴史や及ぼした影響は多々 あり、慎重に対応するよう要望した。群馬の中の群馬大の在り方について、位 置付けをしっかり考えていかなくてはならない。だからこそ、早く結論を出し てほしくない」と強調した。 |