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<東大生>3分の1が「授業が理解できぬ」 学生生活実態調査 毎日新聞ニュース速報 あまり勉強せず東大に合格したものの、入学後は授業について行けない――そ んな東大生が増えていることが、11日、東京大学が発表した学生生活実態調 査で分かった。 同調査は東大が毎年実施しているもので、今回で51回目。学部学生の約8分 の1(1900人)にアンケートを郵送し、回収率は49.6%。 学力低下への懸念から、初めて「高校在学時の家庭学習時間」を調査したとこ ろ、約6割が高校1、2年生の時には塾に行かなかったと回答。うち4割が1 時間未満しか家庭学習をしておらず、1時間以上2時間未満だった人も約3割 で、1日の家庭学習時間が2時間未満だったのは計71.5%にも上った。高 校3年では半数以上が塾に行き、行かなかった人も約半数が3時間以上、自宅 学習をしていた。 一方、入学後に教育課程が「消化できない」「消化するのが困難」と答えた人 は22.5%。「授業の内容が高度すぎて理解できない科目がある」との回答 も32.5%を占めた。95年以降では最高だった。農学部へ入ったのに高校 で生物を履修していない、経済学部なのに高校数学の理解が不十分、という例 も目立つという。 【江口一】 [2002-12-11-21:47] |