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『山形新聞』2002年12月7日付 「山大教育学部存続、ねばり強く」と県側 南東北3大学間の再編協議に伴い、存続か廃止かで揺れる山形大教育学部の 問題について、県文化環境部の笠原征男部長は6日の県議会本会議で「(県の 試案に対する)大学の検討結果を基に、(山形大と)大いに協議する。教育学 部存続を実現するという姿勢で、今後も粘り強く取り組んでいきたい」と強調、 あらためて学部存続への強い決意を示した。土屋健吾議員(自民)の質問に答 えた。 笠原部長は「(県が独自の試案を提出した)8月下旬以降、学内のワーキン ググループで時間をかけて検討を進めていると推察する。しかし、相当な日数 が経過しており、何らかの回答があってしかるべき段階」と述べ、大学の回答 が遅れている点を懸念した。 さらに「全国的には、群馬県や高知県で反対運動が展開されている。さらに 宇都宮大、岐阜大の学長が教育学部を単独で存続させる意向を表明するなど、 協議はほとんど進んでいない」として、教育学部の再編統合が難航している現 状を紹介した。 |