独行法反対首都圏ネットワーク |
『富山新聞』2002年12月7日付 再編統合、年内合意を 富大諮問会議で委員ら提言 来年6月までに中期計画 二〇〇二(平成十四)年度の第二回富大運営諮問会議は五日、富大で委員七 人と大学、県関係者が出席して開かれ、委員らは富山医薬大、高岡短大と話し 合いを進めている再編統合について、年内合意を目指して話し合いを進めるこ とを提言した。 富山国際大の石坂誠一前学長ら委員とオブザーバーが出席した。会議に先立 ち瀧澤弘富大学長があいさつし、「入試要項にミスが相次いだことから、信頼 回復に努めたい」などと述べ、再編統合に向けた話し合いの進ちょく状況を説 明した。 諮問会議後に会見した塩澤和章副学長によると、委員からは再編統合に関す る提言が相次いだ。「三大学の新大学構想にまだ隔たりがある」「教育学部や 芸術系の学部をどうするかなどの学部構成を決め、まずは合意すべき」などの 意見が出された。これに対し富大は来年六月までに、独立行政法人化と再編統 合を念頭に置いた中期計画を出す方針を示した。 このほか、国際交流については留学生を受け入れるだけでなく、日本の学生 が海外で研修する機会を増やすことや、極東地域研究所の役割を高めることな どが提案された。 |