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『上毛新聞』2002年11月22日付 群馬大教育学部移転問題 群馬大と埼玉大の統合協議に絡み、群馬大教育学部のさいたま市への移転案 が打ち出されている問題で、赤岩英夫同大学長と、教育学部の移転に反対する 市民団体「群馬に教育学部を残す会」の坂西輝雄代表(元県教育長)は二十一 日、前橋市荒牧町の同大荒牧キャンパスで初めて会談した。大学側と同会のこ れまでの動きについて、双方が説明した。 会談には大学からは赤岩学長と鈴木守副学長、同会からは坂西代表と鈴木武 文・群馬大教育学部同窓会副会長が参加。赤岩学長は大学統合に関する国の方 針や、群馬、埼玉両大の学長懇談会での協議内容を説明した。坂西代表は同学 部移転に反対し、文部科学省や県などに陳情を行っていることや、移転反対の 署名が二十日までに十三万一千人に達したことを報告した。 会談後、坂西代表は「互いの立場を確認しあった。残す会としては、地元の 問題としてどう受け止めるか大学側に考えてもらいたい」と話した。 同会は計画の白紙撤回を求める態勢を強化するため、二十三日午後零時半か ら、前橋市千代田町の中央通り商店街で街頭署名を行い、これまで以上に広く 市民に訴えることにしている。 |