独行法反対首都圏ネットワーク |
『毎日新聞』群馬版 2002年11月22日付 群大教育学部移転問題 「残す会」と学長、平行線 埼玉大との再編・統合問題で、群馬大教育学部移転の白紙撤回を求める「群 馬に教育学部を残す会」の坂西輝雄代表と、群馬大の赤岩英夫学長が21日、 前橋市荒牧町の同大荒牧キャンパスで初めて会談した。しかし、双方ともこれ までの経過説明などに終始、進展はなかった。 坂西代表によると、会談は約1時間半に及び、赤岩学長が埼玉大との協議の 経緯などを説明。坂西代表が20日現在で13万1373人分の署名が集まっ たことや国への陳情などを説明した。 この中で、坂西代表が「今後、埼玉大との学長懇談会を抜き打ちでやること はないか」と尋ねたのに対し、赤岩学長は「そのつもりはない」と答えたとい う。坂西代表は「話し合いは平行線だったが、(赤岩学長が)次第に地元の意 見を聞こうという姿勢になってきた印象を持った」と感想を述べた。 同会は23日午後0時半から、前橋市千代田町で街頭署名を行う予定。坂西 代表は「20万人分の署名を集めて、12月県議会中に小寺弘之知事に署名簿 を手渡したい」と話している。【吉田勝】 |