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『京都新聞』2002年11月21日付(2) 「COEプロ」 採択理由を公表 文科省、批判受け方針転換 文部科学省は21日、先駆的な大学の研究に予算を重点配分する「21世紀 COEプログラム」(旧称トップ30大学構想)に採択した各研究の採択理由 を公表した。不採択の大学名と理由は公表していない。 採択した各研究の概要をまとめた冊子も作成し、国公私立のすべての大学に 配布した。 10月に採択結果を発表した際、選考に当たったCOEプログラム委員会の 江崎玲於奈委員長は「採択理由を公表する必要はない」と拒んでいたが「情報 開示が不十分。選考過程も不透明だ」などの批判があり、一転して公表した。 文科省は来年度の同プログラムについて「採択結果は理由も併せて発表した い。不採択も公表することを前提として公募することや、審査過程の透明性に ついてもプログラム委員会の意見を聞きながら検討する」としている。 |