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『毎日新聞』京都版 2002年11月9日付 大学中心に地域の活性化を 小泉内閣のタウンミーティング 小泉内閣のタウンミーティングが左京区の国立京都国際会館であった。「大 学のイノベーションと都市の活性化〜京都から世界への展開〜」をテーマに、 閣僚と地元産官学の代表者らが大学を中心とした地域活性化について話し合っ た。 市民ら約400人が参加。内閣からは細田博之・科学技術政策担当大臣と渡 海紀三朗・文部科学副大臣が出席した。長尾真・京都大総長は京大の産学連携 の取り組みとして、ナノテクノロジーの共同研究や来年スタートする桂キャン パスなどについて説明した。 パネルディスカッションでは、村田純一・京都商工会議所会頭が「基礎研究 に近いところに力をかけるのは人件費がかさみ、企業にとって厳しい。産学が 連携し、大学が研究した基礎部分の成果を企業が製品化していければ効率がい い」と主張。細田大臣は「国が赤字の中、研究開発予算は増額している。科学 振興のため、京都は研究のメッカになってほしい」と話した。 【青木勝彦】 |