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『読売新聞』2002年11月7日付
文科省、COE評価結果を各大学に通知へ
大学院の優れた研究計画に補助金を出す文部科学省の「21世紀COE(セ
ンター・オブ・エクセレンス)プログラム」で、審査過程の透明性が問題になっ
たことから、同省は7日、今月中をめどに各大学に採択と不採択の理由を通知
する方針を明らかにした。不採択理由は大学への通知にとどめるが、採択理由
は公表する。
大学間の競争を促そうと、今年度始まったCOEには、全国の国公私立16
3大学から464件の申請があり、50大学の113件が採択された。しかし、
評価内容は全く説明されず、“落選”した大学を中心に、「落ちた理由を知り
たい」との不満が同省などに寄せられていた。
評価は、同省の委託を受けた日本学術振興会が選考委員会(委員長=江崎玲 於奈・芝浦工業大学長)を組織して行った。 |