独行法反対首都圏ネットワーク |
酒田短大理事長が辞意 教員も全員退職 共同通信ニュース速報 中国人留学生問題などで経営危機に陥り、十月から休校状態にな っている酒田短期大学(山形県酒田市)を経営する学校法人「瑞穂 学園」の武田龍二理事長が病気療養を理由に、家族を通じ短大事務 局へ辞意を伝えていたことが二日までに分かった。後任の理事長は 未定という。 残っていた教員九人全員が退職を決めたことも判明。同短大は理 事長、教員とも不在になり、教育機関としての機能破たんが決定的 な様相になった。 短大関係者によると、十月上旬現在で九人の教員がいたが、同月 末までに一人が退職。残る八人も十一月一日に会議を開き、事務局 から渡された解雇通知書について「法的には受け入れざるをえない 」として全員が退職を決めた。 来春卒業予定の留学生十人については、一部教員が「ボランティ アの立場でも卒業まで面倒をみたい」と提案した。未払い給与や退 職金は、酒田労働基準監督署を通じ理事側に支払いを求めていく方 針だという。 (了) [2002-11-02-11:27] |