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<早稲田大>タイに留学予備校設置 来年4月開講へ 毎日新聞ニュース速報 【バンコク竹之内満】早稲田大学の渡邊重範副総長らは29日、バンコク市内で会見 し、日本留学を希望するタイ人を対象に日本語学習プログラムを来年4月、バンコクに 開講すると発表した。渡邊副総長は「タイをはじめ東南アジアにおける人材育成に貢献 したい」と述べた。 同大は、海外で初めてとなる現地法人「早稲田エデュケイション・タイランド」を、 タイ最大手のケミカルメーカー、サハ・グループの全額出資でバンコクに近く設立する 予定。年間約80人程度を募り、留学希望者への予備教育として1年計画(1日5時間 半)で日本語学習、英語による日本政治、経済など日本理解のための講義を展開する。 また、日系企業などで働く社会人向けに夜間コース(1日3時間)も設置、日本語能 力の向上を目指す、としている。 留学を目指すタイ人にとっては従来、高度な日本語学習のため学校に通うなど、1年 間は日本に滞在する必要があったが、より低いコストで留学を目指せるメリットがある 。渡邊副総長は「受講生の中から、年間20人程度は留学生試験に合格してほしい。英 語教育一辺倒に傾きつつある東南アジアで、日本語教育の重要性を認識してもらうきっ かけになれば」と話している。 [2002-10-30-10:56] |