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COEの交付額を決定 京大の計19億6000万円が最高 共同通信ニュース速報 文部科学省は二十九日、先駆的な大学の研究に予算を重点配分す る「21世紀COEプログラム」に採択した五十大学、百十三件に 対する本年度の補助金交付額を決めた。 交付総額は約百六十七億円。最高額は、京大の「環境調和型エネ ルギーの研究教育拠点形成」で三億二千三百万円。次いで金沢大「 環日本海域の環境計測と長期・短期変動予測」の三億八百万円、奈 良先端科学技術大学院大「フロンティアバイオサイエンスへの展開 」の二億九千二百万円など。 最少額は愛知大「国際中国学研究センター」の千百万円。 大学別合計額の上位は、十一件が採択された京大の十九億五千八 百万円、同じ十一件の東大が十八億五千三百万円。七件が採択され た大阪大が十二億五千六百万円。この三校だけで全体の30%を占 め、五件採択の慶応大が九億三千百万円と続いた。 国公私立別では国立大が計百三十億二百万円で全体の78%。公 立は3%に当たる計五億三千二百万円、私立は19%に当たる計三 十二億九百万円で、採択件数とほぼ同じ割合だった。補助金は五年 計画で交付されるが、各年度の研究の進み具合などによって交付額 を増減する。 (了) [2002-10-29-17:36] |