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法科大学院設置法案 衆院で審議入り NHKニュース速報 司法制度改革の一環として質の高い弁護士や裁判官などを養成するため法科大学院を 新たに設置するなどとした法案がきょうの衆議院本会議で審議入りし、森山法務大臣は 「優れた法律家を養成する中核的な機関として法科大学院を設置したい」と述べました 。 この法案は質の高い法律家を養成するため法科大学院を新たに設置するとともに、現 在は何度でも受験できる司法試験について法科大学院を修了するか、予備試験に合格し た後、五年以内の三回までに受験回数を制限するなどとしたものです。 法案はきょうの衆議院本会議で審議入りし、この中で森山法務大臣は「社会情勢など の変化に伴って国民が法律家に求めるものは多様化している。また大学の授業では司法 試験の受験技術の指導を優先させる傾向が顕著になっている」と述べました。 その上で森山法務大臣は「法科大学院は高度の専門的な能力と優れた資質をもつ法律 家を養成するための中核的な教育機関として設置するものであり、実践的な教育を行う ために少人数による密度の濃い授業ができるようにしたい。また司法試験についても法 科大学院と有機的に連携させながら法律家としての能力を判定するものにしたい」と述 べました。 [2002-10-29-15:16] |