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群大問題で知事、懸念するも理解−−教育学部移転で学長と会談
  [he-forum 4619] 毎日新聞群馬版10/23(2)
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『毎日新聞』群馬版  2002年10月23日付(2)

群大問題で知事、懸念するも理解−−教育学部移転で学長と会談


 埼玉大との再編・統合問題で、群馬大の赤岩英夫学長は22日、県庁に小寺
弘之知事を訪ね、埼玉大へ統合される公算が大きくなっている教育学部のキャ
ンパス問題や新学部構想などについて説明した。終了後に会見した赤岩学長に
よると、小寺知事は、同学部移転に懸念を示したものの、大学側の構想につい
ては理解を示したという。

 赤岩学長は、同学部を埼玉大に集約する理由について、(1)同学部の定員
は300人以下で、文部科学省の教員養成課程の統合対象に該当する(2)埼
玉大には大学院博士課程がある――などと説明したという。早ければ今月中に
も両学長でキャンパス問題について裁定する方針。

 また、赤岩学長は同学部の付属4校のPTAに対し、キャンパス統合後も付
属校は現在のまま残すと説明したことを明らかにした。

 小寺知事は会談後、「教育学部については、群馬の教育力はもちろん、郷土
の発展に結びつくことから、慎重に対応しなければならない」とのコメントを
発表した。【大貫智子】