独行法反対首都圏ネットワーク |
『毎日新聞』群馬版 2002年10月23日付(1)
群大問題 知事らに陳情書「十分検討を」−−教育学部を残す会
群馬大教育学部の移転の「白紙撤回」を求める「群馬に教育学部を残す会」
(坂西輝雄代表)は22日、「県民全体の問題として十分な検討が必要だ」と
して、小寺弘之知事と高井健二教育長に陳情書を手渡した。近く県議会に対し
ても、同様の請願を行う。
同会は、教育長協議会や同学部同窓会、校長会など24団体で構成。既に行
われている署名活動を今後は同会で一本化し、10万人以上を目指して運動を
展開するという。
陳情書で同会は「県民の考えを問うこともなく、統合案が既定の事実のよう
に報道されている」と指摘。同学部出身者の6割が県に採用されていることを
挙げ、「群馬の教育の一大危機だ」としている。
会見した坂西代表は「このままでは、教育学部のない唯一の都道府県になり、 風土を生かした教育の中核を失ってしまう」などと訴えた。【清水憲司】
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