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独行法反対首都圏ネットワーク

☆仙道学長が発言を陳謝−山大教育学部問題
  [he-forum 4599] 10/17山形新聞ニュース 
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山形新聞ニュース 2002年10月17日 木曜日
仙道学長が発言を陳謝−山大教育学部問題

 教員養成系大学・学部の再編を進めようとする国の意向を受けた南東北の国立3大学間
再編協議に伴い、山形大の仙道富士郎学長が「教育学部は地域貢献型の新しい学部になる
」と発言、学部存続を求める県内の関係者に波紋が広がっている問題で、仙道学長は16日
の評議会で「時をわきまえない発言だった」と陳謝した。

 評議会の終了後、報道陣に対応した仙道学長によると、学長は「(山形大)運営諮問会
議での私の発言は、誠に時をわきまえない遺憾なものであった」と陳謝し、理解を求めた
。特に異論は出なかったという。

 発言撤回を求める動きがあるが、仙道学長は「あの場(運営諮問会議)では『こういう
考え方もある』と申し上げたが、時をわきまえないと解釈されても仕方がない。発言内容
ではなく、あの場で発言したことを取り消す」と述べるにとどまった。

 教育関係団体は来週にも大学を訪れて発言の真意をただす予定で、仙道学長は「こうい
う文脈の中で話したので、誤解しないでほしいと申し上げる。県、(山形)市の意見をよ
く聞いて、慎重に検討するというのが基本方針」と強調した。

 仙道学長は先月28日、山形市内で開かれた諮問会議で、複数の委員から「どのような将
来ビジョンを持っているのかはっきりしない」などと再三指摘され、「教育学部は地域貢
献型の新しい学部になる」と発言、再編の受け皿になる「担当校」を事実上断念する考え
を表明した。