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解雇受け入れずを確認 酒田短大の教職員
共同通信ニュース速報
中国人留学生問題を発端に経営危機に陥っている酒田短期大学(
山形県酒田市)で、解雇を口頭で通告された教職員らが十日、懇談
会を開き「未払いの給与二カ月分の支払いや、奨学一時金などの返
還に明確な計画が示されない限り、解雇を受け入れない」との方針
で合意した。
懇談会には教員八人と事務職員数人が出席。貝原秀輝前理事長ら
短大を運営する瑞穂学園の経営陣に、文書での正式な解雇通知を求
めるほか、退職金の支払いなどについても、具体的な回答を求めて
いくという。
来春卒業予定の学生十人のうち六人は山形短大への編入や中国へ
の帰国が決定し、二人は卒業の見込みがないとして近く除籍処分に
する。残りの二人は学費を全納すれば卒業資格が得られるといい、
教職員側は「学生たちの進路はほぼ固まった」としている。
(了)
[2002-10-10-18:08]
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