独行法反対首都圏ネットワーク |
教職員16人に解雇通告 酒田短大が機能停止へ
共同通信ニュース速報
中国人留学生問題を発端に経営危機に陥っている酒田短期大学(
山形県酒田市)を運営する学校法人瑞穂学園が九日、教員九人全員
を含む教職員十六人に十日付で解雇通告したことが分かった。
文部科学省は「学校側から連絡を受けていないので、近く事情を
聴きたい」としているが、教職員の解雇で教育機関としての機能は
ほぼ停止し、閉校の可能性が大きくなった。
酒田短大では職員給与三カ月分が未払いになるなどしたため、十
月から始まる予定だった後期授業が行われず、休校状態になってい
る。九日午前、集まった教職員に、経理担当の理事が口頭で解雇を
伝えたという。
同短大は本年度に履修登録した学生二十六人のうち、九月末に十
三人の中国人留学生らが卒業。三人は山形市の山形短大への編入を
決めている。残り十人の卒業のめどなどは立っていないという。
(了)
[2002-10-10-07:36]
|