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『毎日新聞』和歌山版 2002年10月8日付
三重大との教育学部統合で小田章・和歌山大学長「来春までに結論を」
和歌山大の小田章学長は7日、和歌山市の同大で会見し、三重大と協議を続
けている教育学部の統合問題について、来年春までに結論を出したいとの意向
を明らかにした。
小田学長は副学長時代の今年7月、毎日新聞の取材に対し、「年内に結論を
出す必要がある」と答えていた。先送りした理由については「文部科学省は必
ずしも年内までと急いでいない。県教委や高校校長会などから存続の要望を受
け、地域に密着した学部であり、慎重に協議を重ねたい」と述べた。
また、統合の枠組みについては、「三重大以外の大学とも協議に入る可能性
がある」と含みを残した。三重大とは毎月1度の間隔で話し合いを続けている
という。
また、04年4月の独立行政法人化に向け、和歌山大としての法人のモデル を来年4、5月までに完成させる方針も明らかにした。 【渕脇直樹】 |