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独行法反対首都圏ネットワーク

10・4緊急シンポジウム「大学評価 何が問題なのか」
  : [reform:04266] 「大学評価 何が問題なのか」緊急シンポ

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みなさま:林 衛です

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緊急シンポジウム「大学評価 何が問題なのか」


【ねらい】
大学改革のなかで,大学の第三者評価が大きな政策課題となっている.21世紀COE(ト
ップ30)や教育プランへの評価による予算配分も始まり,客観的な評価ができるのか
どうかが,大学人だけでなく,世論形成の場においても,大きな話題となっている.
しかし,大学評価の実際について,関係者のなかでさえ,十分な情報共有がなされて
いないようにみえる.

そこで,そもそも大学評価とは何を目的にどのようにおこなうべきなのか,問題点の
整理,海外の優れた実践の紹介,ランキング評価のあり方,評価と予算措置との結び
つきの是非などを焦点に,立場の異なる論者による議論を通じて,現在の課題を浮か
び上がらせたい.

それによって,有効な大学評価システムの確立に貢献する情報提供の場となる.

【会場】東京大学駒場キャンパス5号館576教室(変更になりました)
【日時】10月4日金曜日午後6時から最長9時まで(申し込み不要です)
【主催】高等教育フォーラム
【共催】ユニバーサルデザイン総合研究所
【協力】日本私立大学協会

【参加者】
・シンポジスト
●米澤彰純(大学評価・学位授与機構評価研究部助教授)
●小林哲夫(朝日新聞社『大学ランキング』編集統括)
●丹羽健夫(河合文化教育研究所所長)または山本真司(同塾教育情報部)
●板東久美子(文部省高等教育局高等教育企画課長,大阪大学人間科学部客員教授,
元秋田県副知事)

・問題提起と司会
 林 衛(ユニバーサルデザイン総合研究所・科学の社会化研究室)
政府からの干渉を排除し学問の自由と質を保証するために,アメリカでは,大学自ら
が徹底的に大学評価をおこなっている.いっぽう,日本では,政府の政策誘導として
大学に評価がおりてきている.また,評価は改善のための手段であり,改善しようと
思っている大学人が利用するためにおこなわれているのがアメリカの大学評価である.
いっぽう,日本では評価によって,大学人が教育の改善を求められるという反対の構
造がおこっている.
このような逆転現象(科学技術・教育行政に依存したパターナリズム!?)から脱却
できるような,大学人を中心とした有効な大学評価が求められている.専門能力を備
えたNPOはその担い手の候補である.評価において不可欠な,公正性・納得性を向上
させる手法も示したい.

【進行案】
 司会者からの問題提起に続き,米澤彰純氏に大学評価専門家の視点から海外でおこ
なわれている評価の実際について,ご紹介いただく.その後,ランキング評価や相互
評価,教育評価をおこなっている方,評価を高等教育政策に生かそうとしている立場
の方からの具体的な報告を受ける.最後の30分〜は,パネル討論または質疑応答に.

【アンケート実施】
大学評価について参加者に自由に意見を表明していただき,今後の問題提起の資料と
する.

【参加費】資料代程度+会場費用程度(1000円または500円)
【会場へのアクセス】東京大学駒場キャンパスは,京王井の頭線駒場東大前駅下車す
  http://www.u-tokyo.ac.jp/jpn/campus/map/map02/b06-j.html
 http://www.u-tokyo.ac.jp/jpn/campus/map/map02.html

【問合せ先】
高等教育フォーラムhttp://matsuda.c.u-tokyo.ac.jp/forum/
東京大学大学院総合文化研究科/教養学部、広域科学専攻生命環境科学系生物学
153-8902東京都目黒区駒場3-8-1 松田良一
Tel. 03-5454-6637,-6636  Fax. 03-5454-4306
ryoichi@matsuda.c.u-tokyo.ac.jp

ユニバーサルデザイン総合研究所・科学の社会化研究室
担当:渡辺龍生・林 衛
105-0001 港区虎ノ門4-1-21葺手第二ビル8階
Tel. 03-5733-9375  Fax. 03-5733-9376
hayashi@udinet.com

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