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独行法反対首都圏ネットワーク

☆存続断念に教授ら25人の再考求める動議、採決せず−−山大教育学部教授会
 [he-forum 4501] 毎日新聞山形版09/26 
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『毎日新聞』山形版  2002年9月26日付

存続断念に教授ら25人の再考求める動議、採決せず−−山大教育学部教授会


 ◇学部長「一貫教育、法制度に抵触」

 山形大教育学部の再編・統合問題で、同学部教授会が25日開かれ、教授ら
25人が8月に提出した「学部存続を断念する」との5月の教授会決定の再考
を求める動議は、採決されなかった。県は同学部存続案として、学部・大学院
の6年間一貫教育などを提案しているが、石島庸男学部長は「一貫教育は法制
度に抵触する」と述べ、「学部の基本スタンスは(5月の教授会と)変わらな
い。存続議論と同時に新学部構想も進めていきたい」との姿勢を示した。

 会見した石島学部長は「県の提案は、教育学部だけではなく、大学全体とし
て議論していきたい」と方向性を示し、学部内から賛否を含めた幅広い意見を
募り、仙道富士郎学長に提案することを教授会で合意したと明らかにした。

 石島学部長は、県の提案について(1)良いものであれば、5月の教育学部
教授会決定を保留する(2)法制度に抵触するのであれば、5月の教授会決定
を優先させる(3)合意しない場合は平行線をたどる――との見解を示してい
た。【永井大介】