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独行法反対首都圏ネットワーク

☆山大教育学部存続を願い、署名簿提出 
  [he-forum 4490] 山形新聞09/20
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『山形新聞』2002年9月20日付

山大教育学部存続を願い、署名簿提出 


 山形大教育学部の存続を訴える県PTA連合会など教育関係3団体の代表は
19日、文部科学省を訪れ、高等教育局専門教育課の徳久治彦課長に、約20万人
の学部存続嘆願署名簿を手渡した。

 訪れたのは県PTA連合会の板垣喜代志会長、元教職員でつくる県教育文化
フォーラムの大谷駿雄会長、山大教育学部同窓会の田中二男会長。それぞれの
団体が中心となって、この夏、教育学部の存続を求める署名運動を展開し、先
月までに合わせて20万2318人の署名を集めた。

 板垣会長らは、徳久課長と本間実・教育大学室長に対して署名簿を提出。
「存続に対する県民の熱い思いを、しっかりと受け止めてほしい」と強調した。
これに対して徳久課長は「大学と県、山形市の三者懇談会ができ、協議を重ね
ていると聞いている。有意義な検討がなされ、よりよい結論が得られればと思っ
ている」と語った。また山大教育学部の存廃に関する文科省の方針は今はない
ことを示し「将来的に地域の大学がどうあるべきかを地元で話し合ってほしい」
と述べた。

 PTAとして存続を望む理由として▽山大が優秀な教員養成に実績があり、
これが地域の学校教育に反映されている▽教員の資質向上のための研修機関と
して山大が重要な役割を果たしている▽それが子どもたちの学習力の向上に結
び付いている―などを挙げている。