独行法反対首都圏ネットワーク |
国立大整備にPFI導入 公共事業より効率的 文部科学省
共同通信ニュース速報
文部科学省は十九日、国立大の施設整備で神戸大など十大学一研
究所の十四事業について、民間資金活用による社会資本整備(PF
I)を取り入れた方が公共事業として実施するより効率的だとする
調査結果をまとめた。
同省は今月末から十月にかけて、各事業の目的や概要など実施方
針を公表し、来年一月ごろに事業者を募集する予定。
PFI導入の可能性を昨年度から調査をしていた十五事業のうち
の十四事業で、国が公共事業として整備するより民間事業者の方が
コストを4―20%低く抑えられ、事業性があると認められた。
事業方式は、神戸大医学部付属病院の立体駐車場整備では国費を
一切投入せずに民間事業者がその後の収益で事業費を賄う「独立採
算型」とし、筑波大生命科学動物資源センターや熊本大発生医学研
究センターなど十三事業は、事業者が整備した後に国が建物を譲り
受ける「サービス購入型」とする。
(了)
[2002-09-19-17:00]
|