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酒田短大教職員が訴訟検討 未払い分の給料や研究費請求
共同通信ニュース速報
経営危機に陥っている酒田短期大学（山形県酒田市）の教職員ら
が、短大を運営する瑞穂学園の経営陣に未払い分の給料や研究費な
どを請求する訴訟を起こす方向で検討を始めたことが、十八日分か
った。
瑞穂学園側が九月末までに文部科学省に提出する資金計画案の内
容や、今月二十五日の給料支払いなどを考慮し、提訴の是非や要求
額の算定などを協議するという。教職員らは給与二カ月分の未払い
が続いている。
一方、酒田短大は十八日の教授会で、九月卒業予定の中国人留学
生ら十五人のうち九人の卒業を認定、来春卒業予定の留学生を山形
短大（山形市）に聴講生として入学させることを決めた。卒業認定
されていない六人のうち四人は単位の取得を終えており、未納分の
学費を納めれば卒業できる見通し。
（了）
[2002-09-18-20:45]
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