独行法反対首都圏ネットワーク |
日経新聞 日付:2002/08/28
![]() 医療大学院を2004年度開校・厚労省系研究機関 厚生労働省所管の5つの研究機関が医師専門の大学院「厚生医療学大学院」(仮称)の構想を固め、設立に向けて動き出す。医師が再生医療など最先端の治療技術や医療政策などを学ぶ国内初の大学院で、医療の質の向上につなげるのが狙い。2004年度の開校を目指す。 構想には国立国際医療センターや国立がんセンターなど五機関のトップが合意済みで、28日に開校に向けて準備会合を開く。厚労省や文部科学省などとも協議し、2004年度の概算要求で予算の計上を目指す。日本は欧米に比べ、患者の治療に直結する臨床研究が弱いとの指摘がある。新大学院は臨床中心の研究・教育に重点を置いて人材を育成する。国際医療センターの矢崎義雄総長は「国内には医師が先進的な臨床技術や医療政策を学ぶ機会がない。大学院での教育は医療の質を高めるのに役立つ」と話している。 |