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四国学院大、教授ら21人「博士」と国へ虚偽報告
 . [he-forum 4426] 読売新聞ニュース速報(08/29) 
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四国学院大、教授ら21人「博士」と国へ虚偽報告
読売新聞ニュース速報

 四国学院大(香川県善通寺市)が文部科学省の大学設置基準に基づき作成した「自
己点検・評価報告書」で、修士の教授ら21人を博士とするなど100か所以上の虚
偽記載があり、うち6人が29日、学者としての信用を傷つけられたとして、安部ハ
ルオ理事長と吉田卓司学長に、報告書の発行差し止めと慰謝料1200万円の支払い
を求めて高松地裁に提訴した。
 訴えによると、博士号を持っていない文学部教授や社会学部助教授の学位欄に「博
士」と記載。ほかにも教授らの担当する授業数や科目の欠落などがあった。
 原告らは、同大が新学科を来春に開設するための認可申請を文科省に出しているこ
とを踏まえ、「業績を取り繕ったのではないか」と主張。これに対し、同大教務部は
「事務職員の勘違いや単純ミスが原因で、故意ではない」とし、訂正して国に再提出
したという。
 報告書は、大学の教育・研究水準を検証し、改善を進める基礎資料。四国学院大は
今回、500部を作成し、7月に教授らに配布して国にも提出した。

[2002-08-29-22:57]