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☆短大が生き残りに総合学科 選択自由、市場拡大狙う
 . [he-forum 4378]共同通信08/05 
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短大が生き残りに総合学科 選択自由、市場拡大狙う
共同通信ニュース速報

 少子化や女子の四年制大学志向の高まりで人気が低下している短
期大学の生き残りをかけ、北海道浅井学園大短大(北海道江別市)
と香蘭女子短大(福岡市)はそれぞれ来年四月から、既存の学科を
統合し、複数の分野から自由に科目を組み合わせられる「総合学科
」を、私立短大としては全国で初めて設置する。
 従来、短大は一学科ごとに専門的なカリキュラムを編成してきた
。しかし全国の短大の約半数が定員割れし、一方で条件さえ合えば
大学などで学びたい社会人は多く、幅広いニーズに対応するため総
合学科が生まれた。文部科学省も短大の同学科設置を推奨し始めた
 浅井短大は、既存四学科のうち定員割れの服飾美術、保健体育、
経営情報の三学科を「人間総合学科」に統合。例えば、服飾美術と
スポーツ科学を選択してスポーツウエアのデザインにつなげたり、
さらに経営情報を選択して経営知識を修得したりが可能になる。
 香蘭女子短大が開設するのは「ライフプランニング総合学科」。
必須以外の科目数は百七十八に上り、学生は三―七科目で構成され
る製菓、子育て、医療事務などの学習ユニットを組み合わせて学ぶ
 同短大は「選択肢が多く、履修科目の変更も可能で学びやすい体
系。地域の主婦や社会人、フリーターなど、学ぶ意欲のある人にマ
ーケットを広げたい」としている。
 両校とも今後、個人の事情に応じて修業年限を超え、短大卒の資
格を取得できる長期履修学生の受け入れなども検討するという。
(了)
[2002-08-06-08:37]