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☆山大教育学部存続を求め世論アピールへ
 . [he-forum 4336] 山形新聞07/23 
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『山形新聞』2002年7月23日付

山大教育学部存続を求め世論アピールへ


 南東北3大学間の教員計画養成課程再編協議に伴い、岐路に立つ山形大教育
学部の存続を求め、県教育文化フォーラム(山形市木の実町、大谷駿雄会長)
は28日、山形市の県民会館で1500人規模の県民集会を開く。高橋和雄知事、山
科朝雄県議会議長、吉村和夫山形市長が学部存続に向けた決意を表明するほか、
関係者が意見を発表する。22日、概要がほぼ固まった。

 教育学部存続を求める県内の世論は、極めて異例の集会開催までに発展した。
主催の同フォーラムなどは仙道富士郎学長に対し出席を強く求めているが、実
現するかどうかは微妙な状況。

 実施要項によると、教育県・山形にとって重要な位置を占める山形大教育学
部の必要性と重要性を再認識し、同大と文部科学省に対し、県内の世論をアピー
ルする。

 教育学部同窓会の石垣克之氏(元山形市教育委員長)、県独自の少人数学級
編成事業「さんさんプラン」の実施校を代表して山形市立蔵王一小の大場恵子
校長、県内進学高校の生徒代表、教育学部付属小の平清水公宣PTA会長がそ
れぞれ意見を発表する。

 現在、PTA連合会などが保護者らを対象に署名活動を進めており、集会の
席上、26日段階で中間集計した署名簿を大学側に手渡す考え。

 教員OBの有志で組織する同フォーラムが主催で、県PTA連合会、県高校
PTA連合会、県特殊教育諸学校PTA連合会、県連合小学校長会、県中学校
長会、県高校長会、県特殊教育諸学校長会、山形大教育学部同窓会、付属小同
窓会、付属中同窓会、付属養護学校同窓会が共催団体に名を連ねた。

 同フォーラムの大谷会長は「教育にかかわる幅広い団体がそれぞれの考えを
理解し合い、県民の声を大学、さらに文科省に届けたい」と話している。県民
集会は28日午後2時から約2時間の予定。